島根県仁多郡の第三セクター「有限会社奥出雲椎茸」が破算手続き開始決定を受けたことが明らかになりました。
有限会社奥出雲椎茸 企業情報
有限会社奥出雲椎茸 倒産までの流れ
有限会社奥出雲椎茸は1991年に設立。同社は奥出雲町が全額出資する第三セクターとして、肉厚で歯ごたえのある特大椎茸「雲太」の栽培を主力に手掛けており、同商品を利用した加工食品の開発や製造、菌床の販売など幅広く事業展開していました。また顧客に合わせたオンライン販売やふるさと納税の返礼品としても採用されるなど積極的な事業拡大を図っていました。
しかし、近年は栽培の際に気温調節に利用される原油価格高騰や物価高騰の影響を受け、採算性が悪化。加えて契約農家の減少により生産量を確保できず業績が悪化していました。厳しい経営状況の中、町からの金銭的支援などを受け経営再建を図るも、依然として苦しい状況は変わらず今回の措置となりました。
また同じく奥出雲町の第三セクターである株式会社舞茸奥出雲とは別会社であり、こちらは引き続き事業を継続しているとのことです。
負債総額は約10億円の見通しです。
有限会社奥出雲椎茸のネット上の評判・与信に関する情報
奥出雲舞茸破産と思ったら奥出雲椎茸が破産だった。良かったいや良くはないか。奥出雲舞茸に行った時の。良いもを作るのは大変 pic.twitter.com/KHqmDVrKVy
— チャパティ佐々木 (@chapati_sasaki) 2023年3月29日
奥出雲町にはいくつもの3セクがあり、割合は違くとも多くは町の出資で支えられていて、毎年赤字でも本人たちの腹が痛まない。高い費用でコンサルが入っていて、給与も民間より良い。(続く)
島根県奥出雲町の三セク、奥出雲椎茸が破産申請 – 日本経済新聞 https://t.co/VJ4Vj1Gfg0
— 道の駅 奥出雲おろちループ@駅長 (@oroch_loop) 2023年3月29日