【GGメディア株式会社】倒産情報レビュー(第36回)

こんにちは。アラームボックスのデータ解析担当タカです。
今回、36回目の倒産情報レビューは、シニア向けファッション雑誌を発刊していた「GGメディア株式会社」です。

会社情報はこちら

会社名 GGメディア株式会社
代表者 荒井 啓志、高比良公成
編集者 岸田 一郎、荻山 尚
所在地 東京都新宿区市谷砂土原町2丁目7番15号
法人番号 7010001178720
業種 出版
資本金 5,000万円
倒産日 2018年11月6日
倒産種別 民事再生法の適用を申請
負債総額 約1億3700万円

GGメディア株式会社について

GGメディア株式会社は2016年設立。雑誌「LEON」「MADURO」「zino」の編集長であった岸田一郎氏を中心に立ち上げた会社で、月刊誌の企画制作出版の他に雑誌と連動したインターネット通販も手掛けていました。

シニア富裕層向けのファッションや雑貨、観光情報などを特集し、購買意欲のあるバブル世代に向けた雑誌を発刊していました。

しかし、類似ジャンルのメディアとの競合や、出版不況の影響で部数や広告料収入は伸び悩み、2018年9月には休刊を発表していましたが、同年11月には事業継続を断念し破産開始決定を受けました。

それでは、倒産に至るまで、実際にどのような情報が流れていたのかを見てみましょう。

GGメディア株式会社の倒産までのアラーム情報まとめ

GGメディア株式会社 倒産情報

オンラインデータを活用した企業調査サービス「アラームボックス」による「GGメディア株式会社」の事後検証結果(一部省略)

上記の画像を見ると、倒産の前兆として、何度かアラームが発生しています。

GGメディア株式会社は2016年に設立しましたが、名物編集長である岸田一郎氏は2010年に雑誌「zino」を手掛ける「株式会社KI&Company」を特別清算している過去があり、今回の設立にも懐疑的な意見がありました。

また、2014年頃には岸田氏のスキャンダルもあり、必ずしも順風満帆な評判ばかりではなかったようです。

2016年にはGGメディア社が複数の会社から出資を受けたポジティブなニュースで「チェック」のアラームが、2017年3月には6月創刊「GG(ジジ)」決定のPRが発表され「チェック」のアラームが発生しています。

2017年6月に月刊誌として「GG」の第一号が創刊されましたが、このタイミングで、SNS上で記事を批判する内容が投稿され、炎上したことで「注意」のアラームが発生しています。

2017年10月にはGGメディア社の大株主が同社の第三者割当増資を容認し、関連会社から外れるというプレスリリースがあり、GGメディア社の業績が悪いのではという憶測が流れ、「注意」アラームとして発生しています。

2018年9月には編集長退任のプレスリリースが発表され、「要警戒」のアラームが発生しています。さらに2018年10月に12月号の発表中止と休刊が発表され、再び「要警戒」のアラームが発生しています。

そして翌月には前述の通り、GGメディア社は破産開始の決定を受け倒産となりました。その後の続報では、雑誌に協力したタレントらにギャラが支払われおらず、トラブルとなっていることがうかがわれます。

GGメディア株式会社の倒産情報から分かること

インターネットで「GGメディア 倒産」や「GGメディア 休刊」で検索すると様々な情報が出てきます。今回の倒産では、以前にも失敗した事業で再度挑戦したことに対する周囲の評判や、セクシャルハラスメントに対する世論の変化を捉えきれなかったことが問題となりました。

当社は「アラームボックス」の運営を通じて、継続的に倒産の前兆となりうる情報を入手しています。アラームボックスが与信管理における経営判断の一助となれば幸いです。

最後まで、お読みいただきまして、ありがとうございました。また、次回お会いしましょう。随時更新予定です。

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