宮城県名取市で新合金の研究開発を手掛けていた「株式会社東北マグネットインスティテュート」が破産手続きの開始決定を受けたことが明らかになりました。
株式会社東北マグネットインスティテュート 企業情報
株式会社東北マグネットインスティテュート 倒産までの流れ
株式会社東北マグネットインスティテュートは2015年設立。同社は東北大学で開発された磁石の性質を持つ新合金「ナノメット」の開発および販売を手掛けており、家電などのエネルギー損失を低減できるとしてモーターやトランスなどに利用されていました。また出資会社でもある「パナソニック㈱」や「㈱村田製作所」などがこの合金を利用した製品の開発を行っていました。
しかし、売り上げに対する開発費や設備投資費の収支が合わず、業績が悪化。厳しい経営状況の中、資金繰りが限界に達し再建の目途も立たないため今回の措置となりました。
負債総額は約8億2900万円の見通しです。
株式会社東北マグネットインスティテュートのネット上の評判・与信に関する情報
大学発ベンチャーが持て囃される時代ですが、中にはうまくいかない例もあるということを覚えておかないといけない
東北大発ベンチャー「東北マグネットインスティテュート」が破産手続き開始 負債8億円 https://t.co/lISUjjfjZQ
— PT (@PTsndmyg) 2024年1月6日
東北大発ベンチャー「東北マグネットインスティテュート」が破産手続き開始 負債8億円(河北新報)#Yahooニュースhttps://t.co/DUpURjypht
中間層が薄いから、
簡単に折れますねぇ…。— Hajime Ono (@currentreader) 2024年1月6日