北海道旭川市で果物の卸売りを手掛ける「浅田青果株式会社」が事業を停止し、事後処理を弁護士に一任、自己破産の申請準備に入ったことが明らかになりました。

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浅田青果株式会社 倒産までの流れ

浅田青果株式会社は1946年創業。同社は地元北海道の野菜や果物の卸売りを手掛けており、地元の食品スーパーなどを取引先としていました。

しかし、主要取引先のスーパーが潰れると徐々に売り上げが減少。販路が狭まり厳しい経営状況を強いられる中、近年は台湾での北海道食品の需要増加もあり、輸出用の別会社を設立し回復を狙いました。しかしコロナ禍の影響もあり資金繰りが限界に達したため今回の措置となりました。

また荷受け作業を担う関連会社も連鎖倒産しており、負債総額は2社総額約5億円の見通しです。

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