沖縄県沖縄市で書店や飲食店の運営を手掛けていた「株式会社デライト」が破産手続きの開始決定を受けたことが明らかになりました。負債総額は約5億5000万円の見通しです。
株式会社デライト 企業情報
株式会社デライト 倒産までの流れ
株式会社デライトは2010年設立。同社は主に書籍販売やCD・DVDレンタルのFC店舗を運営していました。沖縄市でTYUTAYA泡瀬店を運営するほか、同店に飲食店「KEY’s CAFÉ」を開設、またイタリア料理店「Napoli’s&Quickly イオンタウンとよみ店」など沖縄市内でのFC店舗展開にも積極的でした。
しかし、近年のネット上でのサブスクリプションサービス普及により、同社の書籍販売やCD・DVDレンタルの売上が減少。これに伴い赤字が続いていたため、2024年1月にTYUTAYA泡瀬店を閉店。こうした厳しい経営状況の中、今後の見通しが立たずこれ以上の事業継続は困難と判断し今回の措置となりました。