石川県輪島市の商店街組合である「輪島市商店連盟協同組合」が、自己破産申請の準備に入ったことが明らかになりました。負債総額は約3000万円の見通しです。
輪島市商店連盟協同組合 企業情報
輪島市商店連盟協同組合 倒産までの流れ
輪島市商店連盟協同組合は1983年設立。同組合は輪島市の小売店が加盟する協同組合で、加盟店で利用できるスタンプ・商品券を発行するほかそれらの管理も行うといったサービス業を手掛けていました。
しかし、近年の高齢化や過疎化により加盟店が減少。また大規模商業施設の台頭により客足が流れていく中、元旦の能登半島地震で多くの加盟店が被災。これにより同組合は事業停止状態が続いていたが、先行きのめどが立たずこれ以上の事業継続は困難と判断し今回の措置となりました。