広島県福山市で文房具などの小売を主力手掛けていた「株式会社エトランジェ・ディ・コスタリカ」が破産手続きの開始決定を受けたことが明らかになりました。負債総額は約15億7000万円の見通しです。

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株式会社エトランジェ・ディ・コスタリカ 倒産までの流れ

株式会社エトランジェ・ディ・コスタリカは1985年設立。同社は文房具を主力に扱っており、自社ブランドの「etranger　di　costarica(エトランジェ・ディ・コスタリカ)」の展開のほか、海外の有名ブランドの取り扱いなどもしていました。また東京に直営店を持っていたほか、百貨店などでも扱われるなど販路も幅広く構築していました。

しかし、事業拡大に伴う工場開設や出店に伴う支出により負債は増加。新型コロナウイルス感染拡大の影響により、取引先での売上が減少していたほか、近年の海外高級品ニーズの低下もあり業績は悪化。厳しい経営状況の中、不動産売却などを行いますが依然として厳しい経営状況は変わらず2024年7月には事業を停止していました。

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