国内繊維業最大手の「ユニチカ(株)」が繊維事業からの一部撤退を表明

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大阪府大阪市の老舗繊維メーカー「ユニチカ株式会社」は2024年11月末、主力としている繊維事業のうち不採算事業から撤退することを明らかにしています。

「尼崎紡績」として創業した同社は、国内繊維産業の先駆けとして多岐にわたる製品を提供してきました。しかし、近年は安価な海外製品の需要が増加し、赤字経営が続いていたことから、今回の措置に至りました。

今後は官民ファンドの支援を受けることを表明するとともに、需要が見込まれる食品包装や半導体関連事業へと事業の軸足を移していく方針を示しています。

ユニチカ株式会社 企業情報

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法人名 ユニチカ株式会社
種別 事業撤退
信用状況 調査サービスに登録して確認する
代表者 上埜 修司
所在地 大阪府大阪市中央区久太郎町4丁目1番3号
法人番号 8140001051822
業種 繊維工業
資本金 1億円
上場先 東証プライム
主要株主 日本マスタートラスト信託 10.9%
三菱UFJ銀行 4.1%
ユニチカ従業員持株会 3.1%
(2024年3月時点)
関連会社子会社 ユニチカトレーディング(株)
日本エステル(株)
テラボウ(株)
(株)ユニチカテクノス
ユーシーエス(株)
ユニチカグラスファイバー(株)
ユニチカガラスビーズ(株)
ユニチカスパークライト(株)
(株)アドール
大阪染工(株) ほか

ユニチカ株式会社 会社概要

ユニチカ株式会社は1889年設立。同社は国内で高いシェアを誇る繊維会社の一つで、医療や寝具などに使用される繊維素材の製造を中心とした繊維事業をはじめ、不織布やガラス繊維を製造する機能資材事業、フィルムや樹脂関連の開発・研究を行う高分子事業など、幅広い事業を展開しています。また、米国や中国を中心に海外での開発や生産にも積極的に取り組んでおり、グローバルな事業展開も進めています。

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