青森県青森市で商業ビル運営を手掛ける「株式会社みどりや」が、破産手続の開始決定を受けたことが明らかになりました。負債総額は約2億8000万円の見通しです。
株式会社みどりや 企業情報
株式会社みどりや 倒産までの流れ
株式会社みどりやは1987年設立。同社は主に青森市内にある「みどりやビル」の運営を手掛け、テナントからの賃料収入を得ていました。また市内でビジネスホテルも保有しており、ホテル運営事業者に対して不動産の賃貸も行っていました。
しかし、近年は同社保有ビルのテナント入居率が減少し業績が悪化。2010年に民事再生法申請を余儀なくされ、2014年には再生手続きが終了していましたが、新型コロナ感染症拡大の影響によりみどりやビルの入居率が落ち込むほか、ビジネスホテルの賃料回収が滞るなど経営状況は悪化。これにより資金繰りが悪化したためこれ以上の事業継続は困難と判断し今回の措置となりました。
株式会社みどりやのネット上の評判・与信に関する情報
⬛️⬜️テナントビルのみどりや破産開始決定⬜️⬛️
青森市でテナントビルを保有する「みどりや」(井上康司郎代表)が青森地裁から破産手続きの開始決定を受けたことが4日、関係者への取材で分かった。決定は11月22日。 pic.twitter.com/Bjp1tZXm4J
— funahashimotoyuki (@funahashimotoy2) 2024年12月4日