長野県松本市で産業用部品の製造を手掛ける「株式会社Siti」が破産手続きの開始決定を受けたことが明らかになりました。負債総額は約6億800万円の見通しです。

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株式会社Siti 倒産までの流れ

株式会社Sitiは1994年創業。同社はソーラーパネルの液晶や半導体などの基盤運搬装置を主力に開発しており、台湾や中国を中心として販路を広げていました。

しかし、2000年代後半以降、大規模な投資に見合う受注を得られず、業績が悪化。その後も低迷が続き、資産売却や経営の見直しを講じながら再建を目指しましたが、新型コロナウイルスの感染拡大による受注減少が追い打ちとなり、再建が困難となったため、今回の措置に至りました。

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