和歌山県新宮市でバイオマス発電事業を手掛ける「新宮フォレストエナジー合同会社」と、グループ会社の「新宮グリーンエナジー合同会社」「新宮ウッドチップファクトリー合同会社」が、破産手続の開始決定を受けたことが明らかになりました。負債総額は3社合計で約72億4000万円の見通しです。
新宮フォレストエナジー合同会社 企業情報
新宮フォレストエナジー合同会社 倒産までの流れ
新宮フォレストエナジー合同会社は2017年設立。同社は主に木質バイオマス発電事業を手掛けていました。紀南地域で産出された間伐材や低質材などを用いて、自社工場でウッドチップを製造するほか、発電効率の高いプラントを有しており、地域循環型の事業を目指していました。
しかし、原材料費や人件費など各種コストの増大により採算性が悪化。またプラントに不具合が発生するなか、同プラントは海外製だったため修繕に多額の費用と時間を要し、先行きのめどが立たなくなっていたためこれ以上の事業継続は困難と判断し今回の措置となりました。
新宮フォレストエナジー合同会社のネット上の評判・与信に関する情報
木質チップの燃料は最初から限界が見えていた。木質チップも雑草と同じようにバイオマスガス発電へ切り替えたら良い。バイオマスガス発電なら必ず成功します。木質バイオマス発電の新宮フォレストエナジー合同会社(和歌山)が破産(帝国データバンク) https://t.co/g6n2750DIO
— 小島FP不動産事務所 (@FP980368) 2025年2月5日