和歌山県でバイオマス発電 「新宮フォレストエナジー合同会社」と関連2社が破産へ

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和歌山県新宮市でバイオマス発電事業を手掛ける「新宮フォレストエナジー合同会社」と、グループ会社の「新宮グリーンエナジー合同会社」「新宮ウッドチップファクトリー合同会社」が、破産手続の開始決定を受けたことが明らかになりました。負債総額は3社合計で約72億4000万円の見通しです。

新宮フォレストエナジー合同会社 企業情報

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法人名 新宮フォレストエナジー合同会社
種別 破産手続開始決定
信用度 調査サービスに登録して確認する
代表者 沼真吾
所在地 和歌山県新宮市佐野3丁目14番31号
法人番号 8010603006708
業種 電気業
関連会社子会社 新宮グリーンエナジー合同会社
新宮ウッドチップファクトリー合同会社

新宮フォレストエナジー合同会社 倒産までの流れ

新宮フォレストエナジー合同会社は2017年設立。同社は主に木質バイオマス発電事業を手掛けていました。紀南地域で産出された間伐材や低質材などを用いて、自社工場でウッドチップを製造するほか、発電効率の高いプラントを有しており、地域循環型の事業を目指していました。

しかし、原材料費や人件費など各種コストの増大により採算性が悪化。またプラントに不具合が発生するなか、同プラントは海外製だったため修繕に多額の費用と時間を要し、先行きのめどが立たなくなっていたためこれ以上の事業継続は困難と判断し今回の措置となりました。

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