国内4位の新聞紙製造「丸住製紙(株)」が民事再生へ

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愛媛県四国中央市で製紙業を営む「丸住製紙株式会社」が民事再生法の適用を申請し、同日監督命令を受けたことが明らかになりました。負債総額は約590億円の見通しです。

丸住製紙株式会社 企業情報

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法人名 丸住製紙株式会社
種別 民事再生法適用
信用状況 調査サービスに登録して確認する
代表者 星川 知之
所在地 愛媛県四国中央市川之江町826番地
法人番号 5500001014778
業種 パルプ・紙・紙加工品製造業
資本金 12億円
関連会社子会社 丸住ライン株式会社
丸住エンジニアリング株式会社
丸住テック株式会社
マルスミワンガレイ株式会社
株式会社カミオー
トーヨデンサン株式会社

丸住製紙株式会社 倒産までの流れ

丸住製紙株式会社は1946年設立。同社は衛生用紙や出版印刷物などの紙製品の製造を主力に手掛けており、新聞用紙は国内で第四位の生産量でした。また建築廃材などを使用した紙の原料となる木材チップの輸出など地球環境に配慮して事業を展開していました。

しかし、近年のペーパーレス化により主力としていた新聞などの紙需要が落ち込み業績が悪化。厳しい経営環境の中、衛生品やコスメなどの事業を展開し、事業回復を図りました。しかし、原材料やエネルギー価格の高騰もありこれ以上の事業継続は難しいと考え、今回の措置となりました。

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