大分市の老舗アウトドア用品店「山渓」運営会社が破産

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大分県大分市でアウトドア用品を販売していた「有限会社山渓」が破産手続きの開始決定を受けたことが明らかになりました。負債総額は約3億2000万円の見通しです。

有限会社山渓 企業情報

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法人名 有限会社山渓
種別 破産手続開始決定
信用状況 調査サービスに登録して確認する
代表者 伊東 志郎
所在地 大分県大分市生石1丁目3番1号
法人番号 7320002006972
業種 その他の小売業
資本金 300万円
取引先 ベルカディア
パタゴニア
スノーピーク
ロストアロー
A&F
ミズノ
取引金融機関 大分銀行
豊和銀行

有限会社山渓 倒産までの流れ

有限会社山渓は1968年創業。同社は登山およびスキー用品をはじめとして、キャンプやカヌーなど幅広いアウトドア用品を取り扱っており、九州地方を中心として多くの人に親しまれていました。

また新型コロナが明けた際は外出規制の緩和により、アウトドア需要が高まるなど業績は好調でした。しかし同時に新型コロナの影響でネットでの売買が普及するなど顧客の消費行動が変化していました。結果として、近年では同社の店舗販売での売り上げは落ち、資金繰りも限界に達したため今回の措置となりました。

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