暗号資産(仮想通貨)関連企業の「株式会社ビットマスター」が破産手続きの開始決定を受けたことが明らかになりました。
目次
株式会社ビットマスター 概要
株式会社ビットマスターについて
同社は2015年創業。2017年に「株式会社ユートク」から「株式会社ビットマスター」に創業変更されました。同社は暗号資産(仮想通貨)関連のネットワークビジネスを運営しており、全国でセミナーなどを開催して会員を募集していました。また、同社は「日本初の仮想通貨ATM設置企業」として活動していました。
2019年8月 本社事務所で火災が発生
同社は2019年8月27日深夜、鹿児島市内の本社事務所で「漏電による火災」が発生したことを明らかにしました。事務所移転手続きが発生したため事業の一部を停止していました。
8月27日(火)深夜早朝の火災に対しての作業進捗についてご連絡いたします。
まずはこの度の漏電による火災により、パートナーの皆様には多大なご迷惑とご心配をお掛けしたことを心からお詫び申し上げます。
調査の結果現在、本社の電気・インターネットなどの設備が不通の状態で、また放水の影響から事務所自体も使用不可能となりました。緊急に仮事務所を契約し9月4日(水)から引越ししております。
そのため、会員様の登録・メール返信業務は来週9月9日(月)から再開できるようになる予定です。
発送業務関連ですが、倉庫火災により在庫で管理していた新・旧概要書面やその他アプローチブックなども焼失してしまいました。こちらは印刷会社に発注し到着後から再開いたします。
誠に申し訳ございませんが、電話回線の工事の関係により電話応対につきましては、本社復旧後の再開となります。
1日でも早く対応できるように作業を進めておりますが再開目処は今のところ不明です。恐れ入りますがしばらくの間、弊社へのお問い合わせはメールにてお願い致します。
現在のところメールの件数も2000件近くなっており順次対応して参りますが、返信に時間がかかることをご理解ください。順次再開目処が立ち次第、ご連絡いたします。皆様には大変ご迷惑をお掛けいたしますが、ご理解の程、よろしくお願いいたします。
以上、
2019年11月 破産手続を東京地裁に申請
2019年11月22日、同社は東京地裁に破産手続きを申請し開始決定を受けました。破産理由について、「ビットコイン相場が上昇したことにより、会員の皆様よりお預かりしていたものと同数のビットコインの調達が困難になった」としています。
負債総額は約109億円の見通しとのことです。
株式会社ビットマスターのネット上の評判
仮想通貨関連業者「ビットマスター」破産 個人中心に負債総額109億円(要約) https://t.co/r0PkPaNkvt
なんか大阪のおばちゃんからビットマスターの株買わない?
みたいな話きてたな
乗らなくてよかった— ぺ (@MGO2r_peyan) 2019年12月13日
終わったものを挙げればD9、ビットクラブ、ビットマスター。思い起こすHYIPブーム(あれもMLM)
個人的に早く消えてほしいのは、ADAとカルダノ関連かね。あの辺りはどうしようもない闇が(ry ずっと言い続けるのは自分でも老害だと思うけど https://t.co/1C2L5YIXRB
— まのまちゃん (@manomachan_) 2019年12月12日