山形 大沼デパートが破産

画像はイメージです。実際とは異なる場合があります。

山形県の老舗百貨店「株式会社大沼」が破産の申請を行ったことが明らかになりました。

株式会社大沼 概要

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法人名 株式会社大沼
信用度 詳しくはこちら
代表者 長澤光洋
商品名 やまがた大沼デパート
所在地 山形県山形市七日町1-2-30
法人番号 2390001000289
業種 各種商品小売業(百貨店)
資本金 1億5,000万円
株主 マイルストーンターンアラウンドマネジメント(2018年4月23日-2019年3月22日)
株式会社大沼投資組合
取引金融機関 山形銀行
関連会社子会社 大沼友の会
加入団体 日本百貨店協会

株式会社大沼について

株式会社大沼は山形県内でやまがた大沼デパートの屋号で老舗百貨店を営業していました。

  • 本店(1950年~)
  • 酒田店(1967年~1984年)
  • 米沢店(1970年~2019年)
  • 酒田中町店(1971年~1973年)
  • ギフトショップ天童店(1988年~2013年)
  • ギフトショップ 新庄店(1991年~)
  • ONUMA Salon de Rose(2016年~)

2017年12月 MTMから出資を受けると発表

同社は2017年12月、マイルストーンターンアラウンドマネジメント株式会社(MTM)から経営支援のため出資を受けることを発表しました。MTMは本間ゴルフ、ラオックス、Nanak、ヤマトヤシキなどの再生に携わっていました。

2018年4月 MTMの増資引受、経営陣刷新

2018年4月23日、同社はMTMから増資を引き受け、MTMの早瀬恵三代表取締役が大沼の社長に就いたことを発表しました。

2018年5月 米沢店リニューアル

2018年5月 長澤光洋氏が新社長に

2018年5月、同社の新社長に新銀行東京の執行役員だった長澤光洋氏が就任。早瀬社長が代表取締役に。

2018年9月 長澤光洋氏退任

2019年2月 出資金の還流について報道

2019年2月、予定していた本店の改装費用がファンドの資金繰りに回っていると報道があり、同社の信用力が大きく低下しました。

大沼の再建が難航 再生資金、ファンド側に還流

2019年3月 Nanaku閉店

MTMが支援していた別会社の岩手県盛岡市にある商業施設「Nanak」が閉店。MTMの経営状況について心配する報道がありました。

2019年3月 大沼投資組合が経営権をMTMから取得

2019年3月、臨時株主総会が開かれ、大沼の執行役員などが出資していた「大沼投資組合株式会社」が経営権を取得したことが明らかになりました。これに関して、MTM側は「妨害工作があった」とコメントしています。

当社は、2018年4月23日付でファイナンス会社(以下F社という)からの借入(以下「本件借入」)等を原資に(株)大沼(山形県山形市、以下「大沼」)の第三者割当増資を当社子会社が引き受け、実質100%子会社として大沼の経営にあたって参りました。本件借入については、2019年3月22日付でF社から大沼投資組合(株)に債権譲渡がなされた通知を受けており、債権譲渡を受けた大沼投資組合(株)は同日付で本件借入の担保である大沼株式全株の担保権を実行したため、当社側は大沼の株所有権およびそれに伴う経営権を喪失いたしました。

当社は、昨年4月の大沼私的整理成立に伴う出資以降、済々と大沼の事業再生ならびにその周辺地域である七日町の活性化を図るべく全力で取り組む所存であったにもかかわらず、当社の信用棄損、財務的窮状を創出することを企図した諸々の妨害行為により、予定された資金調達が不調に終わるとともに最終的にスポンサーシップを失う結果に至ったことは、大変遺憾に思うところです。さらに、今回大沼のスポンサーとなった大沼投資組合㈱の経営陣が前記妨害行為に関与していると当社は認識しておりますが、機密漏洩および信用棄損の妨害行為を企図実行したと考えられる人たちを利する結果となったことは、山形市にとって結果的にマイナスになるのではないかと強く懸念しており、慚愧の念に堪えません。

株式会社大沼のスポンサー交代に関して  2019年3月24日

「投資組合」大沼の新親会社に 地元執行役員ら設立

2019年8月 米沢店閉店

2019年9月早瀬恵三氏が辞任

2019年10月 同社の本店の不動所有権が移動

2019年10月、同社の保有していた山形本店と閉店した旧米沢店の不動産の所有権が株式会社エム・エル・シー(山形県山形市飯田2丁目7−12)へ移動していたことが明らかになりました。

大沼、実業家に不動産売却 本店と旧米沢店

2020年1月 破産申請の準備に入ったことを発表

2020年1月、同社は破産申請の準備に入ったことを発表。320年の歴史に幕を閉じました。

やまがた大沼デパート 閉店時のテナント一覧(公式サイトより)

  • 株式会社仙令平庄(平庄グループ)
  • 吉野屋
  • 株式会社九州屋
  • 佐藤牛肉店
  • アール・エフ・ワン(株式会社ロック・フィールド)
  • リトルマーメイド(アンデルセングループ)
  • 株式会社丹野園茶舗 緑香庵大沼デパート店
  • キーコーヒー株式会社
  • たこ焼き両国屋(株式会社両国屋フーズ)
  • そば処 蔵舞

負債総額は大沼のみで約25億円の見通しです。

株式会社大沼のネット上の評判

Photo Attribution: Ik06, https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Onuma_Department_store_Yonezawa_store.JPG

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