大阪の食品卸「ユーシンフーズ」が民事再生法の適用を申請したことが明らかになりました。
ユーシンフーズ株式会社 概要
ユーシンフーズ株式会社について
ユーシンフーズ株式会社は2000年設立。大阪市住之江区に本社を置き、業務用の食材の卸販売を手掛けていました。中華麺やうどん、そば、パスタなどの麺類、スープ、ソース、肉、乾物などの他、食器や洗剤などの消耗品なども取り扱っていました。
2007年からは配送センターを構え、物流事業を開始。2016年には飲食店向けの居ぬき物件サイト「ぶけなび」を開始するなど多角的に事業を拡大していました。
報道によりますとピーク時には売上高14億円を挙げていたものの、2019年8月期には売上高9億9000万円までおちこんでいました。設備投資や物流費、人件費や原材料費などが上昇し、2019年8月期まで3期連続で赤字を計上しており、債務超過に陥っていました。
金融機関へのリスケなどで資金繰りをやりくりしていましたが、2020年2月頃から新型コロナウイルスの感染拡大の影響で飲食店の休業や消費者の自粛が広まると、資金繰りが限界に達し、今回の措置となりました。
負債総額は約6億6000万円の見通しです。
ユーシンフーズや食材卸のネット上の評判
【業務用食材卸業の倒産】
規模は小さいですが大阪のユーシンフーズで負債額6.5億円です。2009年に物流センターを購入し2011年売上は14億円でしたが、設備投資が重荷になり2013年には9億円に減少、資金繰りが苦しいなか、コロナにより得意先が休業し民事再生を申請しています。コロナではないですね。— 世界のOZAWA@m2ac代表社員 (@yuji_bakenshi) 2020年6月10日
日記。夜の街を散歩した。地元の飲み屋半分以上しまってる。あいてるところもあまり客がいない。観光客がいないとすかすか。5月は、地元の食材卸の営業マン曰く飲食店向け売り上げが8から9割減とのこと。地元の駅近のホテル用地わかっているだけで5件ほど計画中止か延期。
— namazuz1 (@namazuz1) 2020年6月7日
これたぶん東京だけじゃない。
飲食店は確かに苦しいけどそこに卸してる業務用酒販店、食材卸はホンマにヤバイと思う。 https://t.co/70HA8xLF9b— 中華屋台Bar 梅田羊肉串 (@yanrouchuan) 2020年6月2日
業務用食品卸のユーシンフーズ(株)が民事再生法申請、新型コロナによる取引先の休業で受注減少 Yahoo!ニュース