アパレルメーカーの株式会社ジャパンイマジネーションが女性向けブランドの「CECIL McBEE（セシルマクビー）」を全店閉鎖することを明らかにしました。

株式会社ジャパンイマジネーション 概要

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株式会社ジャパンイマジネーションについて

株式会社ジャパンイマジネーションは1957年創業。2006年に株式会社デリカから現在の称号に変更。

2010年には代表取締役社長だった木村達央氏が代表取締役会長に就任。専務取締役小嶋裕之氏が代表取締役社長に就任しましたが、2016年に小嶋氏は退社、木村氏が代表取締役会長兼社長に就任しています。

CECIL McBEEについて

CECIL McBEE（セシルマクビー）は若い女性向けのファッションブランドで、109ブランドやギャル系ブランドと呼ばれるジャンルをけん引していました。ピーク時の2007年1月期には242億円の売上がありましたが、2015年1月期は192億円にとどまりました。

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2017年 外国人実習生の労務問題で炎上

2017年12月2日、テレビ東京で放送された番組内で岐阜県の縫製工場の過酷な労務環境が放送されました。放送終了後、画面に映った製品からジャパンイマジネーションの製品であることが特定され、同社はコメントを発表。同社の製品であることを認めたうえで、「実情を知り得なかったことについては、大いに反省すべき点」と公表しました。

2019年 デザイン盗用疑惑で商品差し止め

2019年7月11日、タレントの小嶋陽菜さんが立ち上げたアパレルブランド「Her lip to」について、「デザインが酷似している」とする投稿がネット上に上がりました。

デザイン盗用の真偽はわかりませんが、CECIL McBeeは同商品の掲載を取り下げる騒ぎとなりました。

2020年7月 CECIL McBEE全店閉鎖

2020年7月20日、同社はCECIL McBEEを含む92店舗を閉鎖することを明らかにしました。ブランドのAnkRouge、Jamieエーエヌケー、デイシー、スタニングルアーは残し、子会社のスタニングルアー社に集約するとしています。

「スタニングルアー」は現リステアホールディングスのルシェルブルーの始めたブランドで、その後瀧定大阪へ売却、2017年から同社が所有していました。

今回の事業再編により、500人が解雇対象になるということです。業績悪化については、新型コロナウイルスの影響のほか業況や流行の変化を挙げています。

今後も商標権は持ち、ライセンス管理は行っていくとのことです。

株式会社ジャパンイマジネーションの評判

株式会社ジャパンイマジネーション CECIL McBEEについて、ネット上では様々な投稿があります。