東京都千代田区の「前田建設工業株式会社」が「学校法人日本航空学園」から請け負った建設工事で、工事中に出た石膏ボードの端材が壁の隙間に廃棄されていたことが判明しました。
この工事は石川県輪島市にある日本航空高等学校石川と日本航空大学校の学生寮や校舎を建設する目的で、2002年から2006年にかけて行われました。
その後2020年4月に、別の会社が水漏れ対策の改修工事を行った際、壁の隙間から石膏ボードの切れ端が見つかったことで今回の件が明らかになりました。
前田建設工業株式会社は、工期短縮のために日本航空学園側の同意を得た上で行ったと発表しており、それに対し学園側は同意したかどうかについて調査中であると明らかにしています。
環境省は、廃棄物の処理の責任は施行、監視者にあるため同意があったとしても適切な処理がなければ廃棄物処理法違反の恐れがあるとしています。
株式会社前田建設工業 概要
株式会社前田建設工業について
前田建設工業株式会社は、1919年創業。山岳土木工事に着工して以降、高層ビルやダムなど事業を展開し、脱請負分野へと事業拡大しています。近年では、2018年に九州大学総合教育研究棟の建設、国際基督教大学新体育館などの実績があります。
株式会社前田建設工業の評判
前田建設工業株式会社について、ネット上では様々な投稿があります。
合意の上とかの以前にそんな提案している事が信じられません。
自分の家とか家族が通う学校でこんな工事されたらどう思うか考えられないんですかね。
健康被害があった場合、どう責任とるつもりだったのでしょうか。https://t.co/MmXRFkD6PL#前田建設工業 #廃棄物処理法違反 #不法投棄— 梶原聖示 (@ebies_co_jp) 2020年9月7日
前田建設工業のやばいな
なんで分かったんだろ?
見えない部分ってほんとどうなってるか分かんないよね…
家建てるのもHMは信用してるけど彼らが下請けのことまでちゃんと見てるか不安はある
値引きしてもらった分どこかでシワ寄せいくんじゃないかって…— hina (@GpiFOidW0ET85aq) 2020年9月7日
前田建設工業は学校側と合意していた。
学園は「同意したかについては調査中」。
学生の体に悪い物の利用の提案とか合意とか、どっちも問題があるよね。https://t.co/Ic3VGIpq5a— simacat (@simacat3) 2020年9月7日
前田建設工業が廃材不法投棄で騒がれてるけど、コレは1ボード屋(内装屋)の手抜きなのは、明らか。さすがに監督も壁の中は、検査出来ないだろ。 pic.twitter.com/6Ygcp9SZDk
— たこすけ (@nn7QAGDVIjjIa4C) 2020年9月6日