【北日本物産株式会社】倒産情報レビュー(第51回)

画像はイメージです。実際とは異なる場合があります。

51回目の倒産レビューは新潟県燕市でカタログギフト販売事業を手掛けていた「北日本物産株式会社」です。

北日本物産株式会社 概要

法人名 北日本物産株式会社
代表者 金子繁雄
所在地 燕市物流センター2-30
法人番号 6110001015625
業種 ギフト用品販売
資本金 8,862万円
倒産日 2020/3/10
倒産種別 破産
負債総額 約18億3000万円
設立 1972年創業(1948年に法人改組)

北日本物産株式会社について

北日本物産株式会社は1972年創業。1948年に法人改組されました。金額で選べるカタログの「ザ・チョイス」や仏事向けカタログの「ドリーム」などを販売していました。

しかし近年は、同業者との競争激化、冠婚葬祭の簡素化などからフォーマルギフトの需要は落ち込んでおり、ギフティ、LINEギフト、cotooのようなスマートフォンだけで気軽に贈れるソーシャルギフトなど新しいサービスが台頭しています。

2018年には業界大手で主力取引先だった「(株)全通」が倒産。北日本物産に9,000万円の不良債権が発生しました。

事業の再建を目指し、地元メーカーである「(株)アオヤギコーポレーション」とスポンサー契約を締結して事業の譲渡を進めていましたが、事業譲渡の準備中に契約が解除されたことから再建を諦め、今回の措置となりました。

北日本物産株式会社の倒産までのアラーム情報まとめ

上記の画像を見ると、倒産の兆候として、何度かアラームが発生しています。

最初のアラーム情報として、2018年5月に提携調査会社情報で、主要販売先である(株)全通が事業停止となったため動向の問い合わせが増加したので「注意」のアラームが発生しています。

その後2018年11月に提携調査会社情報で、厳しい業績の中不良債権が発生したため「注意」のアラームが発生しています。

2019年8月には独自情報で、昨年4月に就任した副社長が一年余りで退任した為、「注意」のアラームが発生しています。

以降は、調査会社情報で支払い遅延の噂や、新設分割公告が出された為「注意」のアラームが断続的に発生し、3月10日付で事業を停止、今回の措置が取られました。

北日本物産株式会社の倒産からわかること

インターネットで「北日本物産株式会社 倒産」「北日本物産株式会社 カタログ」 で検索すると様々な情報が出てきます。

今回の倒産では主力事業の売上低迷期に主要取引先の倒産により、大口焦げ付きが発生。周囲への信用力低下から経営状態は悪化し、自己破産に至ったと考えられます。

与信管理や企業調査をする上で定性情報も合わせてチェックし、継続的に情報を収集することが重要であることを改めて認識させられた事例となりました。

当社は「アラームボックス」の運営を通じて、継続的に倒産の前兆となりうる情報を入手しています。アラームボックスが与信管理における経営判断の一助となれば幸いです。

最後まで、お読みいただきまして、ありがとうございました。

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