2020年12月17日、スマホ向けブラウザ「Smooz」の運営会社であるアスツール株式会社は、外部により指摘されたユーザー情報の取り扱いについて謝罪と修正を公表しました。
サービス利用データの提供をオフにした時やプライベートモード使用時において、本来はサーバーへのデータ送信が停止されますが、今回一部データがそのまま送信されていたことが問題となっていました。
書きました。
国産ブラウザアプリSmoozはあなたの閲覧情報をすべて外部送信している https://t.co/WbH798IuR0
— maxi (reliphone.jp) (@rel0005) 2020年12月16日
その後同社は、問題点を修正し機能改善も含め修正版をリリースしましたが、さらに他の問題が発見され20日にアプリの配信が停止したことが明らかになりました。
SMOOZにおけるユーザー情報の取り扱いについて アスツール株式会社
目次
追記
2020年12月23日、株式会社アスツールはSmoozの提供継続は困難として、23日をもってサービスを終了すると公表しました。
サービス終了に伴い、プレミアム会員には12月分の利用料金の返金を行い、交換可能なSmoozポイントを持っているユーザーはポイントの交換を行うことを発表しました。
アスツール株式会社 概要
アスツール株式会社について
アスツール株式会社は2016年設立。スマホ用ブラウザー「Smooz」や、在庫価格検索サービス「在庫速報.com」の開発運営を行っています。
アスツール株式会社の評判
アスツール株式会社について、ネット上では様々な投稿があります。
(´-`).。oO( まだ,世の中はあまり騒いでないようですが,このアスツール社のSmoozブラウザが秘匿された情報さえ抜いて自社のサーバに送信していた件,個人情報窃盗なので当該社が無くなってもしょうがないような大事件ですね….ただ,日本では情報窃盗については刑事罰にはなりませんが… ) https://t.co/lEL2M9PHRD
— Yuta Kashino (@yutakashino) 2020年12月21日
Smoozが画面の内容丸々base64で外部送信して問題になっている話、プライバシーもそうだけど通信量もめちゃくちゃ増えてそう
— bluewell (@bluewell123) 2020年12月21日
"パスワードで保護されたサイトであっても、見ている内容をブラウザが外部送信しているのです…どこのページを見ているかだけでなく、その内容までをも送信しています。認証を要求するサイトであっても関係ありません。
いますぐSmoozのおすすめ記事はオフにしましょう"https://t.co/YiaISEcS4n— ねこさん⚡(ΦωΦ) (@catnap707) 2020年12月21日
Smoozでサイトを閲覧すると、コンテンツ最下部にアスツール社経由の広告群が紛れ込ませるように表示される。有料プレミアムを購入するとそれらが非表示になるが、同時に広告ブロッカーの挙動でサイトが用意した広告(アフィリ等)まで非表示になるらしい。やはり邪悪だなぁ。https://t.co/A03t1ZkqhS
— さとけん (@satokenr) 2020年12月17日
smoozを利用した時って通信ログを見ると、本来のサイトにはない様々なサーバーとのやり取りが増えるんですよね。これは気になってました。
他のブラウザにも同様のリスクがあるので、大手のブラウザ以外の利用は慎重になるべきと思います。https://t.co/kr1MSH7Cs0— 280blocker (@280blocker) 2020年12月17日