2021年4月19日、「西武ハイヤー株式会社」が雇用調整助成金を従業員に支払った休業手当より多い金額を受給していたことが判明しました。
新型コロナウイルスの影響を受けた企業に対し雇用維持のために政府から給付される雇用調整助成金ですが、今回西武ハイヤー株式会社は給付分と支払った分の差額を特別利益として計上していました。
実際に支払う休業手当については基本給の全額または直近3カ月の平均賃金の6割の高い方を支払うとしていた一方で、雇調金の申請書類には平均賃金に対する休業手当の支払い割合を100%としていたため、差額が生じてしまいました。
西武ハイヤー株式会社 概要
西武ハイヤー株式会社について
西武ハイヤー株式会社は1967年設立。同社は、多摩地区や埼玉地区を中心にタクシー事業を展開するほか、ハイヤー事業も手掛けています。
西武ハイヤー株式会社の評判
西武ハイヤー株式会社について、ネット上では様々な投稿があります。
雇調金1.6億円、休業手当にせず利益に 西武ハイヤー(朝日新聞)
記事を読む限り、必ずしも不適切と断定できない。
そもそも、雇用調整助成金のいう平均賃金が企業全体ベースで計算されるのに対して、労基法上の休業手当は個人ベースなので、apple to appleにならない。 https://t.co/s0ZtG5SDIo— 焦げすーも (@yamachan_run) 2021年4月19日
西武ハイヤーなにやってんの pic.twitter.com/QfZOt6skXk
— も ふ 1 1 8 2 🚍 (@MC2_1182) 2021年4月19日
不正の意図はなかったというのは百歩譲って理解は出来る。性善説で申請あればほぼなんでも認可をとる制度上そうも出来てしまうものだからです。
しかしそれを「特別利益」だと計上する部分は話が異なります。西武ハイヤー 雇用調整助成金の一部 会社の特別利益として計上 https://t.co/kh7mMnhJmz
— 霞が関のかすみん(まろちゃん) (@ytcasmof) 2021年4月19日
賃金の支払いの割合を虚偽したわけではないのだから虚偽申告とはいえないのでは?
支払った金額よりも多くなる会社はあるし、そうなるような申請書や仕組みを作ってしまった労働局側に問題があるのでは?
絶対にこのニュースを見て焦ってる会社あるよ#雇用調整助成金 #休業手当 #西武ハイヤー— SHAYA (@gamejikkyo_love) 2021年4月18日
これ、西武ハイヤーが比較的まだマトモな会社で、経理として公に出したから分かった問題で、黙って同じようなことをしてる中小は山ほどあるんじゃないだろうか。
雇調金1.6億円、休業手当にせず利益に 西武ハイヤー:朝日新聞デジタル https://t.co/PuCYcdJO4Z
— 琴吹 和馬♪@目指せ赤身 (@kk_kgad) 2021年4月19日