福岡県北九州市の食肉卸会社「株式会社ファインフード」と関係会社の「株式会社エフエルシー」「株式会社アール・エフ」が事業を停止し、自己破産申請の準備に入ったことが明らかになりました。
株式会社ファインフード 概要
株式会社ファインフードについて
株式会社ファインフードは1997年に設立。同社は、農作物や食肉の卸売り事業を主力に手掛け、介護施設や精肉店などを取引先に事業を展開していました。また、2008年に取引先を広げるため、飲食店向けにアール・エフを設立したほか、2011年にはスーパーを取引先としていた同業者のエフエルシーを買収し、事業を拡大していました。
しかし、2020年に新型コロナウイルス感染拡大による影響を受け、飲食店からの受注が減少し、業績が悪化。融資を受けるなど、資金繰りの改善を図っていましたが、回復の見通しも立たず、資金繰りが限界に達したため、今回の措置となりました。
負債総額は3社合計で約22億3200万円の見通しです。
株式会社ファインフードのネット上の評判
(株)ファインフードほか2社 https://t.co/WLyzcmGx6P 食肉卸業者。"新型コロナ対応の制度融資を活用したが、売上減を受けた資金繰りの悪化により支払遅延が発生し、好材料も乏しく多額の債務弁済が困難との判断から、今回の措置となった"
— ふわうさ ⚒ 一目瞭然 (@mannin) 2021年10月6日