広島県広島市の元書店運営会社「株式会社SH東雲堂」が特別清算の開始決定を受けたことが明らかになりました。
株式会社SH東雲堂 概要
株式会社SH東雲堂について
株式会社SH東雲堂は1913年創業。同社は、広島県や岡山県、山口県を中心に書店を60店舗以上手掛けていたほか、飲食店やフィットネスクラブのフランチャイズ経営など多角的に事業展開していました。また、近年では漫画喫茶やネットカフェを併設した書店も展開しており、広島県内では書店最大手として高い知名度を有していました。
しかし、2019年6月のシステムトラブルによる入荷停止や予約不可の影響で、信用不安が広がる中、長年の粉飾決算が明らかとなり、信用が墜落。その後、不採算店舗の閉店を行ったほか、事業再生を目的に新会社の「株式会社フタバ図書」を設立しました。そして、2021年3月に事業を譲渡した一方で、自らは事後処理を進め今回の措置となりました。
負債総額は約193億円の見通しです。
株式会社SH東雲堂のネット上の評判
【特別清算開始】株式会社SH東雲堂 広島県内で最大手の書店「フタバ図書」の旧・運営会社 負債193億142万円https://t.co/WWeXbZAqfA
40年にわたる粉飾決算の結果、235億円の負債を抱えて2021年に破綻した旧・フタバ図書の清算会社です。残債35億円は新・フタバ図書(≒CCC)が継承しています。
— Bookness and Thereness 本と出版と情報とその周辺のニュースまとめ (@Bookness2) 2022年6月7日
第二会社方式による再生事案ですね。
うまく再生されることを願います。広島県内最大手の書店を運営していたSH東雲堂が特別清算開始 負債額は約193億142万円(帝国データバンク)#Yahooニュースhttps://t.co/ymvg8gTpad
— 萩原貴彦 弁護士/事業再生 (@h2gr_l) 2022年6月7日
旧運営会社の方が破産した、という事のよう。
まあ随分と撤退続きだったし(東広島も全て消滅)、かなり誤魔化し続きだったようだしね😑https://t.co/u8r2oxScTv— カシオペア@一匹豚野郎 (@damens_casio) 2022年6月7日