2023年4月11日、消費者庁が「室内空間に浮遊するウイルス又は菌が除去又は除菌される効果等」を謳った表示は根拠がなく不当であるとして、景品表示法違反で「大幸薬品株式会社」に6億744万円の課徴金命令を出したことが明らかになりました。
今回、大幸薬品(株)はパッケージや自社ウェブサイト、テレビコマーシャル、動画広告において、「クレベリン 置き型 60g」「クレベリン スティック ペンタイプ」「クレベリン スティック フックタイプ」ほか2商品を「室内空間に浮遊するウイルス又は菌が除去又は除菌される効果」などと表示していましたが、合理的な根拠を示す資料がなかったことから優良誤認に当たるとして、過去最高額となる6億744万円の課徴金命令が出されました。また、同商品については2022年1月と同年4月に景品表示法に基づく措置命令を受けています。
大幸薬品株式会社に対する景品表示法に基づく課徴金納付命令について
大幸薬品株式会社 概要
大幸薬品株式会社について
大幸薬品株式会社は1946年設立。同社は、一般用医薬品の製造、販売を手掛ける製薬会社として、「正露丸」や「ピシャット下痢止めOD錠」など幅広い医薬品を製造しています。また医薬品の研究開発にも力を入れており患者のニーズに合った医薬品の開発に取り組んでいるほか、中国や台湾、香港など東アジアを中心とした海外にグループ会社を保有しています。
大幸薬品株式会社のインターネット上の評判
「二酸化塩素の作用で空間除菌ができる」という効果を裏付ける根拠がなく、景品表示法違反(優良誤認)にあたるとして、大幸薬品に6億744万円の課徴金納付命令
不当表示に伴う売上額の3%(最長3年分)が課徴金です
売れてるのは騙されてる方が多いだけで、効果はないんですよ https://t.co/IaVnvfysa4
— おると🦴整形外科医 (@Ortho_FL) 2023年4月11日
景品表示法違反で過去最高額の課徴金を支払うよう命じられた大幸薬品がCMOに迎えた長田賢俊氏って
元は日本アムウェイですね。“外資系企業で最高マーケティング責任者(CMO)を務めていた長田賢俊さんをヘッドハンティングし、大幸薬品のCMOに”https://t.co/LQKPGPt2KZ#大幸薬品 #アムウェイ
— yuri (@syoyuri) 2023年4月11日
元クレベリン信者ワイ悲しみ…(ニオイ対策には最強だと今でも思っている…介護部屋のポータブルトイレとか古い家に住み着いた野良ネズミや猫の異臭とかにもすごく効いた)
— もふ⋈きち💉×4 (@LCW_mofu) 2023年4月11日
元アムウェイの人が主導だったとしてもそもそもクレベリンは大幸薬品の社内でも「これやばいのでは」って空気あったのだろうけど上層部が法や道義よりも金を優先した結果だから株価急落も自業自得だなあ。人々の不安を換金したツケだわ。 #時事 https://t.co/o7XC6IFao2
— うてん。 (@uten00) 2023年4月11日