2024年11月13日、消費者庁は「大正製薬株式会社」が販売するサプリメント「NMN taisho」に関する表示について、景品表示法に違反するステルスマーケティング告示に該当するとして、措置命令を出したことを明らかにしました。
今回摘発された「NMN taisho」は、同社が運営するオンラインショップにおいて、第三者による同商品の関連投稿を抜粋して掲載していました。しかし、その投稿は、同商品を無償提供した対価として依頼されたものであるにもかかわらず、その旨が明示されておらず、事業者の表示であることが判別しにくい状況だったため、今回の措置となりました。
消費者庁「大正製薬株式会社に対する景品表示法に基づく措置命令について 」
大正製薬株式会社 企業情報
大正製薬株式会社 会社概要
大正製薬ホールディングス株式会社は2011年設立。同社は「大正製薬株式会社」などをはじめとした一般用医薬品や食品などの製造、販売をする子会社の経営管理を主力に手掛けているほか、欧米やアジアなど海外進出も積極的に行っています。
大正製薬株式会社のネット上の評判・与信に関する情報
大正製薬がステマ違反 広告表示せず判別困難な状態に 景表法に基づく措置命令https://t.co/tltPEz2xO3
大正製薬はインフルエンサーに各1万円前後の報酬を渡していた。広告代理店を通じて依頼したという。
— 産経ニュース (@Sankei_news) 2024年11月13日
ステマに係る法律は2023年10月に改正されています。
広告展開する際には、改めて何がダメで、どうすれば大丈夫なのかを確認する必要がありそうです。■大正製薬のサプリメントがステマ告示で景表法違反 消費者庁が措置命令https://t.co/FqNAktjE3p
— おたくま経済新聞📰 (@otakumatch) 2024年11月14日