富山県砺波市の運送会社「呉西運輸有限会社」が破産手続きの開始決定を受けたことが明らかになりました。
呉西運輸有限会社 企業情報
呉西運輸有限会社 倒産までの流れ
呉西運輸有限会社は1962年設立。同社は紙やパルプなどの運送事業をメインに手掛けており、大型トラックを利用した長距離の輸送などにも対応していました。
しかし、同業他社との競争激化により単価が下がり採算性は悪化。さらに、慢性的なドライバー不足により受注が受けられない状態が続き、債務超過に陥るなど厳しい経営状況が続いていました。このような状況の中、近年の新型コロナウイルス感染拡大の影響や燃料費の高騰により、資金繰りも限界に達したため、2023年3月には事業を停止し今回の措置となりました。負債総額は約1億6000万円の見通しです。
また、運送業者は2024年4月に時間外労働の上限が制限されます。この「物流の2024年問題」にも注目していく必要があるでしょう。
呉西運輸有限会社のネット上の評判・与信に関する情報
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ドライバー不足の倒産はこれから増えると思うよ。#Yahooニュースのコメント https://t.co/Ss8L6lgrVO— とある アラフィフ@タクシードライバー 2nd ステージ (@mkrestart0201) 2023年6月29日
ドライバー不足で受注見込みに対応できず「呉西運輸」破産手続きを開始 負債総額は約1億7000万円 富山・砺波市 #運送業界の人手不足は何故起こるのか?原因は給料の安さと積荷の責任問題だな。 https://t.co/JVEMFFGQZd
— ドンちゃん (@egumosan1) 2023年6月30日