2023年6月30日、機能性表示食品にて「中性脂肪 低下」などの効果を謳った広告表示は科学的根拠がなく不当な優良誤認にあたるとして、消費者庁は景品表示法違反で「さくらフォレスト株式会社」に再発防止策等を求める措置命令を出したことが明らかになりました。
今回、同社はサプリメント「きなり匠」及び「きなり極」において、自社ホームページ上及び冊子、容器包装に「血圧をグーンと下げる」「中性脂肪を低下させる機能性取得」などと表示し、サプリメントを摂取することで血圧を大きく下げる効果が得られるかのように記載していました。しかし、実際にはその効果を発揮する裏付けとなる根拠がなく、優良誤認にあたるとして今回の措置となりました。
さくらフォレスト株式会社に対する景品表示法に基づく措置命令について
さくらフォレスト株式会社 概要
さくらフォレスト株式会社について
さくらフォレスト株式会社は2014年設立。同社は「きなり」や「メナリ」といった健康食品やスキンケア商品を中心に提供する通信販売事業を手掛けているほか、「立呑居酒屋踊る肉団子」飲食事業やフォトスタジオ事業
グランピング事業など幅広く事業を手掛けています。また福岡の本部のほかベトナムや台湾など3つの事業所を持つなど海外事業も展開しています。
さくらフォレスト株式会社の評判
さくらフォレスト株式会社について、ネット上では様々な投稿があります。
機能性表示食品は消費者庁長官に届出を出すだけで、承認されたわけではない。
きなり含めてさくらフォレストは機能性表示食品で認められた文言以外を多く使うので今後も刺されていくのでは。 pic.twitter.com/6Glqvzp6bf
— ある広告人の告白 (@zzz112233112233) 2023年7月1日
機能性の根拠資料が合理的でないとなると、機能性表示食品というモノ自体への信頼性が揺らぐ予感がする。
というか、「機能性表示食品への登録」自体、消費者庁の管轄という認識だが、その消費者庁が機能性表示食品である商品に対して措置命令を出すというのは、、どゆこと?https://t.co/ErjKH1mB2C
— 福田尚広 / ダイエットカフェ (@dietcafejp) 2023年7月3日
さくらフォレスト、朝礼が毎日1〜2時間あるって聞いたけど今も継続してんのかな。感謝の朝礼って呼んでた。 https://t.co/wPZ6kmqXyF
— ぷいぷい (@nandekokomitano) 2023年7月1日