【株式会社東福農産】倒産情報レビュー(第41回)

こんにちは。アラームボックスのデータ解析担当タカです。
今回、41回目の倒産情報レビューは、40回レビューと同様、多くの会社から取込詐欺との疑いをかけられていた「株式会社東福農産」です。

会社情報はこちら

会社名 株式会社東福農産
代表者 東島 雄二
所在地 埼玉県北葛飾郡松伏町大字魚沼81番地1
法人番号 2010001131485
業種 食品卸販売
資本金 3,000万円
倒産日 2018年11月7日
倒産種別 債務整理
負債総額 現在調査中

株式会社東福農産ついて

株式会社東福農産は2007年設立。穀物、生鮮食品、加工食品等の卸販売事業を行っていました。最近は、本店移転と社名変更を繰り返しており、その営業実態については不明な状態が続いていました。昨年9月頃になると取込詐欺業者との指摘をするような掲示板での書き込みが数多くみられるようになり、2018年11月に事業停止が判明しました。

それでは、倒産に至るまで、実際にどのような情報が流れていたのかを見てみましょう。

株式会社東福農産の倒産までのアラーム情報まとめ

株式会社東福農産 倒産情報

オンラインデータを活用した企業調査サービス「アラームボックス」による「株式会社東福農産」の事後検証結果(一部省略)

上記の画像を見ると、倒産の前兆として、何度かアラームが発生しています。

最初のアラーム情報として、2017年から2018年にかけて本店移転と社名変更をしていることが登記情報から判明し「チェック」のアラームが発生しています。

2018年9月には掲示板に「信用してもいいものか・・・」など同社との取引に疑念を抱いた会社からの書き込みが見られ「注意」のアラームが発生しています。

2018年10月に入ると、上記の書き込みに対して「取込詐欺に遭った。連絡が取れない」、「警察に被害届を出す予定」、「支払できないという書面が届いた」など支払いに関する様々な書き込みが確認されるようになり「注意」のアラームが発生しています。

また、ほぼ同時期に「典型的なパクリ屋の手口」、「電話、ホームページともつながらない」等の書き込みが多数見られるようになり「要警戒」のアラームが発生しています。

2018年11月になり、「同社の代理人弁護士から受任通知が届いた」という書き込みや、同社の弁護士の受任通知がインターネット上で公開され倒産が判明しました。

株式会社東福農産の倒産情報から分かること

インターネットで「株式会社東福農産 倒産」や「株式会社東福農産 詐欺」で検索すると様々な情報が出てきます。取込詐欺を行う業者には2~3ヵ間という短期的な期間に集中的に取引を打診するという特徴が見られます。今回の事例の場合、取引を打診し始めた疑いの段階から実際に未払いが発生し疑念が強まった段階まで様々な書き込みが見られました。
また、従前の取込詐欺ではパソコンなど比較的換金性が高い商材がターゲットとされがちでしたが、近年の事例では、流通経路も整備された組織的な手口により、食品関連など小口の商品を行うケースが増加してきました。

当社は「アラームボックス」の運営を通じて、継続的に倒産の前兆となりうる情報を入手しています。アラームボックスが与信管理における経営判断の一助となれば幸いです。

最後まで、お読みいただきまして、ありがとうございました。また、次回お会いしましょう。随時更新予定です。

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