群馬県桐生市でニット製品の製造を手掛ける「株式会社松井ニット技研」が2024年2月末をめどに廃業することを明らかにしました。
株式会社松井ニット技研 企業情報
株式会社松井ニット技研 倒産までの流れ
株式会社松井ニット技研は1904年創業。同社は世界的なマフラーブランド「KNITTING INN」を展開する繊維製造会社として事業を展開しており、国内の多くのデザイナーから指示を受けていたほか、1990年からはフランスのトレードショーやドイツの消費財見本市に出品するなど海外進出もしていました。また国内外のプロスポーツチームや有名美術館、人気アニメとコラボするなど幅広い業界で人気を得ていました。
しかし、近年は従業員が高齢化し、後継者も見つからなかったことから今回の決断となりました。今回の廃業を受け、県は企業と連携し後継者の募集をしているほか、同社社長も引き継いでほしいという意向を明らかにしています。
株式会社バトンズ 群馬県桐生市 世界的ブランド「松井ニット技研」の技術の承継!
株式会社松井ニット技研のネット上の評判・与信に関する情報
我らがグンマー民が誇る機織り処、桐生が生んだ世界的ブランド松井ニット技研!
ニューヨークMoMA美術館やスペイン·プラド美術館の御墨付!#お前のマフラー見せてくれ#違うそうじゃない pic.twitter.com/mcjON3hkfc— GG@あーちゃん (@GG_zzr1400) 2023年9月6日
いち早くオリジナルブランド化に取り組み海外進出もしていた松井ニット技研が廃業予定で、後継者募集。
国内のいろいろな展示会でもよく見かけましたし、パリのMAISON & OBJET(メゾン・エ・オブジェ)や、ドイツのフランクフルトのAmbienteなどでも高く評価を請けていました。…
— すずき村長/台東デザイナーズビレッジ (@szkjn) 2023年9月4日