皇室やホテルにガラス製品を提供していた「上越クリスタル(株)」が自己破産へ

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群馬県利根郡のガラス製品製造業「上越クリスタル硝子株式会社」が事業を停止し、自己破産の申請準備に入ったことが明らかになりました。
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上越クリスタル硝子株式会社  企業情報

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法人名上越クリスタル硝子株式会社
種別自己破産申請準備
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代表者倉田 善弘
商品名月夜野びーどろパーク
所在地群馬県利根郡みなかみ町後閑737番地1
法人番号1070001023249
業種窯業・土石製品製造業
資本金6050万円
取引金融機関東和銀行

上越クリスタル硝子株式会社 倒産までの流れ

上越クリスタル硝子株式会社は1905年創業。同社はガラス製品の製造・販売を手掛けており、1968年皇居新宮殿工事の際に照明用ガラスを納入したことを皮切りに、中尊寺金色堂の証明用特殊ガラスや帝国ホテルのシャンデリアなど、様々なガラス製品の提供をおこなっていました。また観光施設「月夜野びーどろパーク」を整備するなどガラス製品の知名度向上にも大きく貢献しました。

しかし、バブル崩壊後からは債務超過に陥っていました。さらに近年の新型コロナウイルス感染拡大が、経営難に拍車をかける中、中小企業活性化協議会の協力を得て再建を目指すもスポンサー企業が見つからず、資金繰りも限界に達したため今回の措置となりました。

負債総額は約10億3000万円の見通しです。

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