新潟県村上市で集成材を製造する「山新林業株式会社」が事後処理を弁護士に一任し、自己破産の申請準備に入ったことが明らかになりました。
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山新林業株式会社 企業情報
山新林業株式会社 倒産までの流れ
山新林業株式会社は1967年創業。同社は木の集成材の製造及び同素材を利用した製品の卸売を行う会社であり、大手の建材会社及び工業会社を販売先に持っていました。また一般住宅への集成材利用のほか、公共施設や大学など幅広い用途で使用されていました。
しかし、ローコスト住宅の台頭により業績は悪化。厳しい経営状況の中、主要取引先からの受注減少が拍車をかけ、債務超過に陥ていました。近年は原材料の高騰により、採算性も低下していたため、今回の措置となりました。
負債総額は約8億2000万円の見通しです。
山新林業株式会社のネット上の評判・与信に関する情報
村上の山新林業倒産って…昔住んでた近所にあった材木工場やないですかー
— ぐっちい(ラ式の人) (@gucchie1) 2023年10月27日
新潟の集成材メーカー、山新林業が破産申請。6月のイタヤ、7月のマルユーに続き新潟で今年三件目の木材関連の倒産。元々基盤が弱い新潟なのでこれは辛い。
【負債総額は約8億2,500万円】老舗集成材メーカーの山新林業株式会社(新潟県村上市)が破産申請へ https://t.co/oPUEuC6cQX #にいがた経済新聞
— Shunsuke Hori / 堀俊介 (@hori_shunsuke) 2023年10月26日