新潟県新発田市で第三セクターの温泉施設を経営する「株式会社紫雲寺記念館」が自己破産の申請準備に入ったことが明らかになりました。

株式会社紫雲寺記念館 企業情報

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株式会社紫雲寺記念館 倒産までの流れ

株式会社紫雲寺記念館は1996年設立。同社は第三セクターとして紫雲寺記念公園内にある「深層湯温泉　紫雲の郷」の管理及び運営を手掛けていたほかトラフグの養殖事業なども行っていました。

しかし近年はトラフグの養殖事業から撤退。さらに、新型コロナウイルス感染拡大の影響による利用客の減少や物価高などもあり資金繰りは限界に達していました。その後、2024年3月末には「紫雲の郷」の指定管理者からも外れ、事業継続は困難であると判断したため今回の措置となりました。

負債総額は約1億2000万円の見通しです。

なお、温泉施設は引き続き営業しているとのことです。

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