2024年2月8日、消費者庁は糖質カットご飯が炊けるという表示は根拠がなく不当であるとして、景品表示法違反で「株式会社ニトリ」をはじめとする4社に対し、再発防止策等を求める措置命令を出したことが明らかになりました。
今回、措置命令となった対象商品は「株式会社ニトリ」の「糖質カット炊飯ジャー」、「Areti株式会社」の「ていとうシェフ」、「リソウジャパン株式会社」の「糖質カット炊飯器」、「AINX株式会社」の「Smart Rice Cooker」の4点です。いずれの商品も「糖質カット炊飯機能を使うと通常の炊飯と同様の炊き上がりで糖質をカットできる」と表示されていたものの、合理的な根拠は示されず、これらの表示が優良誤認であるとして今回の措置となりました。
糖質カット炊飯器の販売事業者4社に対する景品表示法に基づく措置命令について
目次
株式会社ニトリ 概要
株式会社ニトリは1967年創業。同社は家具やインテリアの企画及び販売を手掛ける会社であり、「ニトリ」や「デコホーム」の名称で全国800店舗以上を運営しています。また家具の輸出入なども手掛けるなど幅広く事業を取り扱っています。
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Areti株式会社 概要
Areti株式会社は2011年設立。同社は美容関連の電気機器を主力に販売しており、様々な温度や送風機能を持ったドライヤーやウェット剃りなどを可能としたウェットシェービングなどを販売していたほか、洗顔料やシャンプーといったコスメティック、ワインセラーなども製造していました。
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リソウジャパン株式会社 概要
リソウジャパン株式会社は2018年設立。同社は電動モップクリーナーや布団クリーナーなど様々な用途に合わせた掃除機を製造しているほか冷風機や加湿器なども手掛けています。また中国の大手企業と協力し低価格での販売を実現しています。
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AINX株式会社 概要
AINX株式会社は2019年設立。同社はドライヤーや炊飯器、食洗器を主力に製造、販売しており、自社サイトをはじめとして「AMAZON」や「Yahoo!」などで同製品を販売しています。
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今回の件に関する投稿
真の「糖質カット炊飯器」……なんてのが、あんな機構でできるとしたらすごいことだけど、実際にはご飯に含まれる水分量を増やして“相対的”に糖質の含有“率”を下げているだけというのがすごい。詐欺と言うべきでは?https://t.co/ZkFhaY0NnF pic.twitter.com/8Oz53JXlyG
— Makoto Kaga / 加賀誠人 (@makotokaga) 2024年2月8日
糖質カット炊飯器なんてもんがあるんやね🍚✨
どうやら根拠なき商品だったみたいだけど💦
発売元が「ニトリ」「Areti」「リソウジャパン」「AINX」と大手のメーカーも入ってての詐欺商品なんて
『大手だから』で安心出来ない世の中って本当やんなっちゃうね😵💨#朝はパンvsごはん pic.twitter.com/fVIANRUfNB
— 2次元おじさん@ご意見・感想歓迎🎉 (@SIaxAJXBRiv_2nd) 2024年2月8日
糖質カット炊飯器は
「デンプンを含んだ煮汁を捨てることで糖質をカット」
という仕組みらしいんだけど。
煮汁より米のほうがデンプンだから、食べる量を減らすかマンナンライフがいいよ〜
て、いうか、少ない水で米を炊くとデンプンの粘度が低い固めのご飯が炊けるだけで、糖分は関係ないですw…— Youko Tatehara/立原ヨヲコ (@world_ebay) 2024年2月9日