新潟県新潟市で紙製品の卸売りを手掛ける「株式会社石井商店」が事業を停止し自己破産の申請準備に入ったことが明らかになりました。
株式会社石井商店 企業情報
株式会社石井商店 倒産までの流れ
株式会社石井商店は1913年創業。同社は帳簿や印刷用紙などの卸売業を主力として、500種類以上の様々な紙製品を販売していました。
しかし、ペーパーレス化などから業界全体の需要が衰退する中、新型コロナウイルス感染拡大の影響で得意先での紙需要が大きく低下。コロナ明けには業績が回復しましたが、抱えていた金融債務に加えて近年の価格高騰などが負担となり、事業継続を断念し今回の措置となりました。
負債総額は約2億9000万円の見通しです。