「住友重機械工業㈱」が造船事業から撤退へ

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2024年2月14日、「住友重機械工業株式会社」は造船事業から撤退することを明らかにしました。同社の造船事業は近年、資材高騰や需要低下による競合状況の悪化などから長く赤字が続いた中で今回の措置となりました。

同社によると今回撤退となる事業は子会社である「住友重機械マリンエンジニアリング株式会社」の手掛ける中型タンカーの造船であり、船の修理に関しては今後も継続していくことを明らかにしています。また、今後は大型油圧ショベル工場を同拠点に建設するほか、洋上風力発電に力を入れ人員配置を行うとしています。
当社子会社による新造船事業からの撤退に関するお知らせ  住友重機械工業株式会社

住友重機械工業株式会社 企業情報

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法人名住友重機械工業株式会社
種別事業撤退
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代表者下村 真司
所在地東京都品川区大崎2丁目1番1号
法人番号9010701005032
業種製造業
資本金308億7000万円
市場名東証プライム 証券コード:6302
主要株主日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)16.3%
株式会社日本カストディ銀行(信託口) 8.3%
NORTHERN TRUST CO. (AVFC) RE SILCHESTER INTERNATIONAL INVESTORS INTERNATIONAL VALUE EQUITY TRUST 6.4%
ほか
(2022年12月末現在)

住友重機械工業株式会社 企業概要

住友重機械工業株式会社は1888年創業。同社は機械加工やロボティクス技術を扱う「生産・プロセス技術」や画像処理や3次元計測を行う「計測・情報処理技術」、超電導や極低温などを扱う「量子極低温技術」など多岐にわたる技術を扱い様々なソリューションや製品を開発しています。また今回撤退した造船事業の拠点は江戸時代の1853年に設置された浦賀造船所であり「日本丸」や「鳳凰丸」といった船舶を造船してきました。

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