産地偽装で注意を受けた「(合)リュウセイ」と関連の「(有)中村忠義商店」2社が破産

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熊本県宇土市に本拠を置く貝類卸売加工会社「有限会社中村忠義商店」とその関連会社である「合同会社リュウセイ」が破産手続きの開始決定を受けたことが明らかになりました。

有限会社中村忠義商店 企業情報

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法人名有限会社中村忠義商店
種別破産手続開始決定
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代表者矢橋 克史
所在地熊本県宇土市住吉町2391番地の1
法人番号7330002024602
業種水産養殖業

有限会社中村忠義商店 倒産までの流れ

有限会社中村忠義商店は1980年設立。同社はアサリの養殖事業を主力に手掛けており、熊本県水産研究所などと協力しアサリ人工種苗の研究所を設立していたほか、国産にこだわった貝類の卸売事業を展開していました。

しかし、近年はアサリの収穫量が減少したことにより業績は悪化。また2022年3月には関連会社である「合同会社リュウセイ」が海外から仕入れたものを熊本県産と表示し販売していたことについて農林水産省から注意を受けていました。「有限会社中村忠義商店」も「合同会社リュウセイ」から仕入れていたことで信用が低下し、今後の動向に注目が集まる中、2023年12月には自己破産を申請していました。

負債総額は2社合計で約10億3000万円の見通しです。

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