神奈川県湯河原町で老舗温泉旅館を経営する「合資会社亀屋旅館」が破産手続きの開始決定を受けたことが明らかになりました。
合資会社亀屋旅館 企業情報
合資会社亀屋旅館 倒産までの流れ
「合資会社亀屋旅館」は1885年創業。同社は湯河原温泉にて温泉旅館「亀屋旅館」の経営を手掛けていました。「亀屋旅館」は自家源泉を2本所有し、源泉かけ流しの温泉と昭和のレトロな雰囲気を楽しめることから、全国から利用客が訪れていました。
しかし、近年の景気衰退や近隣旅館との競合激化により業績が悪化。また新型コロナウイルス感染症の影響による客足の減少や、旅館の老朽化に伴う修繕費などもかさみ、2021年には一時旅館を閉店。その後は別の会社に同旅館を貸すことで再び経営を再開するも、資金繰りが限界に達したため、これ以上の事業継続は困難と判断し今回の措置となりました。
負債総額は約1億5000万円の見通しです。
また、「亀屋旅館」は「巛―sen―湯河原」として2023年にリニューアルされており、現在も営業を続けています。
合資会社亀屋旅館のネット上の評判・与信に関する情報
官民一体の再生プロジェクトの一環で旅館運営を「リアルクオリティ」に委託。旅館の賃料を得ていたが、これまでの負債を整理するため破産手続きを開始することになった。
公金投入したのに破産して事業再生?なんかきな臭いですね。#湯河原 #亀屋旅館 #事業再生 https://t.co/E1uvNTIypH
— 高橋 淳(横浜市民オンブズマン)🌸🍱🧾 (@popular_junjun) 2024年4月22日