山形県山形市で建設業を営む「株式会社鎌田工務店」が事業を停止し、自己破産申請の準備に入ったことが明らかになりました。

株式会社鎌田工務店 企業情報

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株式会社鎌田工務店 倒産までの流れ

株式会社鎌田工務店は1973年設立。同社は住宅の設計・建設を主力に手掛けていおり、デザインとサステナブルを両立した「Re.CORE」をコンセプトとし、デザインにこだわりながらも環境に配慮した素材選びを持ち味としていました。住宅のリフォームや家具製作なども作成していたほか、天童市にはモデルハウスを設けるなど幅広く事業を展開していました。

しかし、近年「消費者のニーズの多様化」や「建設技術の進歩」などにより工務店業界で競合が激化。これにより同社も売り上げが減少するほか、新型コロナウイルス感染症の影響もあり厳しい経営状況が続いていました。このような状況の中、資金繰りが限界に達したため今回の措置となりました。

負債総額は約6億1000万の見通しです。また同社の取引金融機関である株式会社じもとホールディングス子会社の「株式会社きらやか銀行」は、貸出金5億1400万円について取り立て不能または遅延の恐れがあることを明らかにしました。

債権の取立不能又は取立遅延のおそれに関するお知らせ　株式会社じもとホールディングス

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