福岡県福岡市で学習塾運営を手掛ける「株式会社個別指導塾スタンダード」と、その持ち株会社である「株式会社SCホールディングス」が民事再生法の適用を申請したことが明らかになりました。負債総額は個別指導塾スタンダードが約60億円、SCホールディングスが約43億円、2社合計で約103億円の見通しです。
株式会社個別指導塾スタンダード 企業情報
株式会社個別指導塾スタンダード 倒産までの流れ
株式会社個別指導塾スタンダードは2001年設立。同社は「個別指導塾スタンダード」の運営を手掛け、西日本を中心に事業規模を拡大していました。「個別指導塾スタンダード」は小学生から高校生を対象とした個別指導塾で、定期試験から受験指導など幅広く対応しています。
しかし、同社経営幹部のパワハラがメディアに取り上げられ社会的な信用が低下。また新型コロナ感染症拡大の影響により、対面授業需要が低下し業績が落ち込むなど厳しい状況の中、一部の教室を閉鎖することにより業績回復を目指すも、先行きのめどが立たずこれ以上の事業継続は困難と判断し今回の措置となりました。
なお同社はスポンサー候補者などから支援を受けており、今後は民事再生計画の策定を進めることで事業を継続する方針としています。
株式会社個別指導塾スタンダードのネット上の評判・与信に関する情報
個別指導塾スタンダード
事業継続を優先し、7月に一定数授業に入ってる人しか給料払う気ないらしい。専務は生徒のため?と思っているのかもしれないが、働いた賃金を期日通り払うのが優先だろ。
退職後にもらえるように給料を積立した人には払う気ないっぽいな。
‼️積立は使わないように‼️
— あ! (@_hirano_w) 2024年7月2日
民事再生法申請でYahooニュースにのってた個別指導塾スタンダードの現状です。
現在働いていない人の未払い分は後回しみたいです。6月末には未払いがある全員に対して遅くとも7月末だったのに今日で稼働してる講師のみが7月末に支払われるみたいです。#個別指導塾スタンダード#遅延#給料未払い pic.twitter.com/A7z3YegXQM— 神戸に住んでるさくちゃんクレ (@barcakule) 2024年7月1日