2024年7月19日、消費者庁は通信学習支援を手掛ける「株式会社キャリタス」が提供する通信講座について、有利誤認であるとして措置命令を行ったことが明らかになりました。
同社は自身の運営するウェブサイト上で「メンタル総合心理」と称する通信講座について、サイト上で提供された実績がないにもかかわらず「通常価格」から割り引いた「提供価格」があたかも通常時に提供している価格より安いかのような表示をしていたほか、同ウェブサイト上で表示期間内に申し込まなければ「ハガキ申し込み価格」が受けられないかのように表示していたとして、前述の2件を有利誤認であるとし、今回の措置となりました。
株式会社キャリカレに対する景品表示法に基づく措置命令について
株式会社キャリタス 企業情報
株式会社キャリタス 倒産までの流れ
株式会社キャリタスは2008年設立。同社は150種類以上の通信教育講座はじめとした「資格のキャリカレ」のほか、ビジネスパーソン向けの「キャリビズ」などサービスも提供しています。またスポーツ振興にも積極的でありプロサッカークラブ「サンフレッチェ広島」のクラブパートナーでもあります。
株式会社キャリタスのネット上の評判・与信に関する情報
キャリカレのメンタル総合心理の教材が届きました!なかなかのボリューム!完遂できるかな?!
完遂してカウンセラーになります! pic.twitter.com/r9dkmFvC0p— keny777@キャリアブレイク中。 (@keny7773) 2024年7月23日
【景品表示法】消費者庁は、㈱キャリカレが供給する通信講座の取引に係る表示について、景品表示法に違反する行為(有利誤認)が認められたとして、同社に措置命令を行いました。★詳しくは消費者庁HP→https://t.co/IE97EWAUbd
— 兵庫県安全安心な消費生活推進 (@HyogoShohi) 2024年7月23日