北海道下川町で木質バイオマス発電事業を手掛ける「北海道バイオマスエネルギー株式会社」が、特別清算の開始決定を受けたことが明らかになりました。2023年3月期末時点の負債総額は約39億6200万円です。
北海道バイオマスエネルギー株式会社 企業情報
北海道バイオマスエネルギー株式会社 倒産までの流れ
北海道バイオマスエネルギー株式会社は2017年設立。同社は北海道内に2箇所の発電所を持ち、間伐材を用いたバイオマス発電事業を手掛けていました。また製材に向かない間伐材を用いることで、森林環境の整備を促進するとともに、北海道内への再生可能エネルギーの導入にも大きく貢献していました。
しかし、原木価格高騰により仕入れが困難となり採算性が悪化。これに伴い事業環境が悪化するなど厳しい状況の中、先行きのめどが立たずこれ以上の事業継続は困難と判断したため、2024年3月末には事業を停止していました。その後、事後処理を進め今回の措置となりました。
北海道バイオマスエネルギー株式会社のネット上の評判・与信に関する情報
物産とほくでんのバイオマスですね。
木質バイオマス発電事業を手がけていた北海道バイオマスエネルギー(北海道)が特別清算(帝国データバンク)#Yahooニュースhttps://t.co/YNFAnvK0CS
— デル(∂) (@deldeldelne) 2024年10月29日