従業員ストで佐野SA休業 融資ストップで経営難か ケイセイ・フーズ

画像はイメージです。実際とは異なる場合があります。

2019年8月13日、東北自動車道の佐野サービスエリアの上りで従業員がストライキを起こし、店舗が営業停止になっていたことが明らかになりました。

株式会社ケイセイ・フーズ 概要

法人名株式会社ケイセイ・フーズ
所在地栃木県佐野市浅沼町898番地磯貝ビル6階
法人番号4060001020327
業種サービスエリア運営

株式会社ケイセイ・フーズについて

株式会社ケイセイ・フーズは栃木県佐野市に本拠を置く会社で、佐野サービスエリア上りのレストランや売店を経営しています。ストを起こした加藤氏によると、会社が信用不安を起こし、メインバンクから新規融資を凍結され、さらに取引先から商品の納品をストップされたとのことです。ストライキを行使した理由については、「私が不当解雇」されたことと「支配人が更迭された」ためとしています。

8月11日の週刊誌の記事には「商品の棚が空っぽになった」と報道されています。その後13日には前述したストライキに発展しました。

8月15日には岸敏夫氏が会見を開き再開に向けて進んでいることを説明しました。

8月16日には労使交渉が解決することなく、新規スタッフを動員して店舗が営業再開しました。

株式会社ケイセイ・フーズとグループ会社の信用不安について

ストライキを実行した従業員はSNSでグループ会社「株式会社片柳建設」について触れています。「株式会社片柳建設」は2001年設立の建設会社。2018年10月までは会見していた岸敏夫氏が代表を務めていました。
この「株式会社片柳建設」を含めたグループ全体がメインバンクから新規融資をストップされたことから信用不安が起こり、取引先からも商品の納品をストップされたと従業員は語っています。

また、真偽不明のため掲載は控えますが、別の口コミサイトにも以前から様々な憶測が投稿されていました。

サービスエリア運営の今後の見通しは不明ですが、信用不安が企業に与える影響について考えさせられる事案でした。