ゴルフ場「ウエストワンズカンツリー倶楽部」を経営する株式会社ウエストワンズが民事再生法の適用を申請し、保全命令を受けたことが明らかになりました。
目次
株式会社ウエストワンズ 概要
株式会社ウエストワンズについて
株式会社ウエストワンズは1993年に設立。同社はゴルフ場「ウエストワンズカンツリー倶楽部」を経営しており、難易度の高いコースではあるものの交通アクセスの良さなどにより高い知名度を誇り、プロのツアーも開催されていました。
ピーク時の2001年3月期には年売上高約7億2900万円を計上していましたが、減価償却を実施したことにより経常損失が続いていました。
2007年~2008年 差押え登記
2007年と2008年と立て続けにコースとクラブハウス不動産に地元自治体からの差押えが登記されました。
2012年 約24億円の債務超過
その後も近隣同業者との競争激化によりプレー料金を引き下げましたが、赤字計上を繰り返しており、2012年3月期決算時点で約24億6500万円の債務超過に陥っていました。
2013年 民事再生法の適用を申請
さらに、会員からの預託金が220億円におよび返還請求に対応できない状況が重なり、自力での再建を目指していましたが、事業継続は困難と判断し今回の措置に至ったことを明らかにしました。
株式会社ウエストワンズのネット上の評判
株式会社ウエストワンズの倒産を受けて、ネット上では様々な声があがっています。
ウエストワンズ倒産の理由 http://t.co/PjidZqiem1#倒産 #ウエストワンズ #兵庫 #神戸
再生したゴルフ場との競争と過剰な借金が原因ですね。
差押さえ登記がされており、ゴルフ会員権の将来が気になる方は、不動産登記簿謄本取得も一つの手段として有効ですね。
— たむごん (@Portirland) 2013年7月1日
なお、負債総額は約200億円の見通しとのことです。