株式会社東京証券取引所は、東証ジャスダック上場の海上運送業「佐渡汽船株式会社」を上場廃止に係る猶予期間入り銘柄に指定すると発表しました。
2020年12月期決算短信で8億7600万円の債務超過の状態であったため、今回の措置となりました。同社は債務超過の原因として、2020年の新型コロナウイルス感染拡大による予約キャンセルや利用者の減少による影響を公表しています。また、債務超過解消に向けて役員の報酬減少や高速カーフェリー「あかね」の売却を明らかにしました。
佐渡汽船株式会社 概要
佐渡汽船株式会社について
佐渡汽船株式会社は1913年設立。同社は、日本初の第三者セクター企業で海上運送事業を主力に手掛けていました。カーフェリーやジェットフォイルを保有し、新潟港~両津港と直江津港~小木港の2つの航路を定期運航しています。
佐渡汽船株式会社の評判
佐渡汽船株式会社について、ネット上では様々な投稿があります。
佐渡汽船、債務超過で東証ジャスダック上場廃止の猶予期間入り https://t.co/4aJ9Vrpddj
— LOGI-BIZ online (@LogiBizOnline) 2021年3月26日