茨城県古河市の金属加工会社「株式会社樋山精線」および関連会社の「有限会社東京特殊金属」が破産手続きの開始決定を受けたことが明らかになりました。
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株式会社樋山精線 企業情報
株式会社樋山精線 倒産までの流れ
株式会社樋山精線は1959年創業。同社はメガネフレームや携帯電話、ノートPCの電子部品などに利用される金属の加工を主力に手掛けており、マグネシウム合金やチタン、レアメタルを取り扱っていました。
しかし、主力としていたメガネフレームにおいて、金属フレームの素材にチタンがあまり利用されなくなったことにより業績が悪化。また設備投資費が重荷となるなど、厳しい経営状況に拍車がかかり、経営再建の目途がたたないことから今回の措置となりました。
負債総額は2社合計で約2億5000万円の見通しです。