岐阜県高山市で豆腐の製造を手掛ける「株式会社宮春」が事業を停止し、自己破産の申請準備を行ったことが明らかになりました。

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株式会社宮春 倒産までの流れ

株式会社宮春は1993年に設立。同社は麦飯水を活かした豆腐や厚揚げの製造を手掛けており、「宮春の名水」を製造していました。また、同社が運営する「お食事処-宮春」をはじめとして、付近の飲食店やスーパー、オンラインなどへ製造した豆腐の販売も行っていました。

しかし新型コロナウイルス感染拡大の影響により、飲食店の売上が減少していたほか、観光客の減少により販売していた豆腐の売上が悪化。厳しい経営状況の中、業績回復の見通しが立たないため今回の措置となりました。

負債総額は約3億円の見通しです。

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