「SATIS」や「casaシリーズ」を展開していたサンキョウハウジング(株)および関係会社のサティスデザインホーム(株)、(株)富士見コーポレーションの3社は自己破産申請の準備に入ったことが明らかになりました。
サンキョウハウジング株式会社 概要
法人名 | サンキョウハウジング株式会社 |
代表者 | 中川克之 |
所在地 | 広島県福山市南蔵王町2丁目4番5号 |
法人番号 | 4240001033145 |
業種 | 建設業(総合工事業(木造建築工事業 )) |
資本金 | 1000万円 |
関係会社 | サティスデザインホーム(株) (株)富士見コーポレーション |
サンキョウハウジング株式会社について
サンキョウハウジング株式会社は2000年に設立。自社ブランドの注文住宅「SATIS」をはじめ、商品住宅「casaシリーズ」の新築・リフォーム工事も手掛けていました。
耐震性や断熱性が高い国産ヒノキを用いる戸建て住宅やローコスト住宅を数多く手掛けていることから人気を博し、2018年8月期には年売上高約18億1300万円を計上していました。
しかし、同業者との競合激化や資材価格の高騰により財務内容は悪化。さらには2018年7月の西日本豪雨によって分譲地やモデルハウスが浸水し、その後の見学会の集客低下により受注が減少。
広告費の経費削減を図るなど自力での再建を目指し、「笠岡サトヤマプロジェクト」を稼働させ挽回を図ったものの予定通りにいかず悪化の一途を辿る一方だったため、事業の継続を断念し今回の措置に至ったことを明らかにしました。
サンキョウハウジング株式会社のネット上の評判
必ず完成保証への加入を!
完成後の倒産は、たいした影響はないですが、建築中の倒産は大変。最悪です。住宅建築における、最も大きなリスクに一つ。
倒産に前触れはありません。突然訪れます。施主が予見するのは無理です。完成保証に加入するようにしましょう!https://t.co/V9nYkKqiLL
— 瀬山彰@日本の家づくり強化ディレクター (@penta8786) 2019年10月14日
サンキョウハウジングが破産した理由は無理に拡大しすぎて宅地が売れなくなったと言う噂が立っていますが僕は他に競合他社との競争や西日本豪雨によるモデルハウスや宅地の浸水、笠岡の巨大分譲地開発の失敗もあると思います。 pic.twitter.com/xXPYJP5eHN
— だいにち I love daiei nichii(もう中3じゃねーか) (@jNI2Mu2YZK2eqt7) 2019年10月13日
なお、負債総額は3社合わせて約32億2000万円の見通しとのことです。