南海辰村建設が上期経常を42.7%下方修正

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東証二部の「南海辰村建設株式会社」が業績修正を発表し、上期経常を従来予想を大幅に下回る42.7%下方修正しました。

南海辰村建設株式会社 概要

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会社名南海辰村建設株式会社
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代表者口野 繁
所在地大阪市浪速区難波中三丁目5番19号
法人番号3120001039386
業種総合建設業(ゼネコン)
資本金 2,000百万円
市場情報東証二部 1850
主要株主南海電気鉄道株式会社 57.70%
住之江興業株式会社 4.06%
株式会社大林組 3.83%
株式会社奥村組 2.78%
前田建設工業株式会社 2.78%
南海ビルサービス株式会社 1.42%
南海辰村建設大阪取引先持株会 1.35%
(2018年6月現在)
取引先南海電気鉄道グループ
南海不動産株式会社
近畿地方整備局
大阪市
大阪労働局
東日本高速道路株式会社
アートプランニング株式会社
株式会社プレサンスコーポレーション
三菱地所レジデンス株式会社
神鋼不動産株式会社
東京建物株式会社
明和地所株式会社
株式会社大林組
セントラル総合開発株式会社
株式会社松屋
医療法人横浜平成会
学校法人桃山学院
関連会社南海建設興業株式会社
日本ケーモー工事株式会社
株式会社京阪電気商会
南海電鉄グループ
許認可建設業許可:国土交通大臣許可(特-28)第71号
一級建築士事務所:大阪府知事登録(リ)第8507、東京都知事登録 第11568号
宅地建物取引業:国土交通大臣免許(13)第1290号
土壌汚染対策法に基づく指定調査機関:環2003-5-1037
加入団体アンダーパス技術協会
NPO 外断熱推進会議

南海辰村建設株式会社について

沿革

南海辰村建設株式会社は1944年に「岸和田工業株式会社」として創業されました。その後、1975年に南海建設に吸収合併され南海建設株式会社へ商号変更。1995年には当時経営不振だった株式会社辰村組と合併し南海辰村建設株式会社へ商号変更されました。

2009年の大津京ステーションプレイス施工不備事件

2009年に滋賀県大津市のデベロッパー「株式会社大覚」が販売、南海辰村建設が施工した「大津京ステーションプレイス」について、引き渡し後に施工不良が発覚しました。大覚が工事代金の支払いを拒否したため南海辰村建設との間で2019年現在も係争が続いています。

2019年4月訴訟の判決

前述の大覚との訴訟において、2019年4月12日大阪高等裁判所の判決が出されました。

2019年上期経常を下方修正

2019年9月27日、南海辰村建設株式会社が業績修正を発表しました。上期経常を従来の予想「7.5億円」を「4.3億円」に42.7%修正、大幅に下回る内容となりました。南海辰村建設が大覚に対し総額1,875百万円と遅延損害金の支払いを命じる内容でした。これを不服として同社は上告受理申し立てを行っています。