【請求代行サービス5選】企業間(BtoB)後払い決済のメリットなどをとことん解説!

画像はイメージです。実際とは異なる場合があります。

請求業務に時間をかけたくないと考えている担当者におすすめなのが、請求業務に関わる煩雑な作業を一貫して請け負ってもらうことができる「請求代行サービス」です。
この記事では請求代行サービスのメリット・デメリットや選ぶ際のポイントについて解説していきながら、おすすめの請求代行サービスをご紹介します。

請求代行サービスについて

請求代行サービスとは

請求代行サービスとは請求書の発行や入金確認、未入金時の保証など、請求に関する業務を代行してくれるサービスのことです。

会社によって代行する範囲は異なりますが、この記事内では請求書の発行から未入金時の保証まで、請求に関する一連の業務を一括で請け負ってもらうことができるサービスについてご紹介いたします。

利用するメリット・デメリット

メリット

  • ・請求業務のアウトソースによる、本業にかける時間の増加
    請求業務は必ず行わなければならない業務ではありますが、この作業自体は売上を伸ばすものではありません。与信調査や請求書の発行などの業務から解放されることで、本業の生産性を上げることができ、企業全体の利益を伸ばすことができるでしょう。
  • ・未入金リスクの回避
    万が一取引先からの支払いが滞った場合でも、請求代行会社が代金を立て替えるため未回収のリスクを回避することができます。これにより、安心して取引を行うことができます。

デメリット

  • ・取引先への事前説明が必要
    請求書が代行会社から届くようになるため、取引先へ事前に説明をしなければトラブルになる可能性があります。
  • ・支払状況が見えにくい
    回収業務なども請け負ってもらえるため、支払い状況などを自社で確認する必要がなくなります。そのため、支払遅延が起こっているかなど、取引先の状況を把握しにくくなる傾向があります。

選定の際の3つのポイント

  1. サービスの範囲
    代行してもらいたい業務が全て含まれているか、サービスを利用した場合発生する自社の実務を含めて確認しましょう。
  2. 与信審査について
    利用するサービスの与信審査を行うタイミングや、与信審査の通過率、審査結果が回答されるまでの時間、引き受けてくれる限度額を確認し、自社の取引形態とマッチしているか確認しましょう。
  3. 利用料金
    決済手数料や月額費用、初期費用などの料金総額が、自社で業務を行う場合などと比べて削減できているかを考慮して選定しましょう。

請求代行サービス5選 

 GMO掛け払い

GMOペイメントゲートウェイ株式会社の連結会社であるGMOペイメントサービス株式会社が提供するサービスです。リアルタイムな与信審査が可能となっており、最短数秒で審査結果がわかります。また、早期入金や個別請求書発行サービスなどオプション機能も充実している点が特徴です。

参考:GMO掛け払い

請求まるなげロボ

株式会社ROBOT PAYMENTが提供するサービスです。与信審査の結果に関わらず1つのシステムで即時に状況を確認できる点が大きな特徴です。対象の請求先も対象外となった請求先も1つのフォームで登録でき、対象外の請求先でも、請求書送付機能や入金消込機能の利用が可能です。また、メール開封履歴・入金履歴など、各取引先の状況をクラウド上で確認できます。

参考:請求まるなげロボ

セゾンインボイス

セゾンカードのクレディセゾンがエキサイト株式会社と共同で提供しているサービスです。対象となった売掛金は与信枠内であれば全額保証されるだけでなく、最短翌日に入金されるなどの早期資金化にも対応することができます。また、取引先(セゾンインボイス利用企業の取引先)からの代金回収方法として、振込・口座振替に加え、セゾンカードでも決済ができる点が特徴です。

参考:セゾンインボイス

SEIKYU+

マネーフォワードと三菱UFJ銀行の合弁会社であるBiz Forwardが提供するサービスです。独自開発システムとのAPI連携だけでなく、多数の既存サービスとも連携可能な点が大きな特徴です。また、「SHIKIN+」を活用することで早期資金化にも対応しています。

参考:SEIKYU+

マネーフォワードケッサイ

株式会社マネーフォワードの100%子会社が提供するサービスです。最短数秒で審査結果がわかる審査スピードと、審査通過率99%という通過率の高さに特徴があります。また、最短3営業日で振り込みがされる売掛金の早期資金化にも対応しています。

参考:マネーフォワードケッサイ

まとめ

請求代行サービスを活用することで今まで業務にかけていた負担を格段に削減することができます。与信審査の形態や業務代行範囲など、サービスごとに特徴は異なりますが、利用する際の注意点も踏まえて、自社の取引形態にマッチした請求代行サービスを活用し本業に専念する時間を捻出していきましょう。今回は請求業務を一括で請け負ってくれるサービスをご紹介しましたが、請求業務の一部分のみを代行してほしいこともあるでしょう。アラームボックスブログでは請求業務の効率化について様々な記事を配信しておりますので是非ご活用ください。

*当ブログの情報について、できる限り正確な情報を提供するように努めておりますが、正確性や安全性を保証するものではありません。情報が古くなっている場合もございます。当ブログに掲載された内容によって生じた損害等の一切の責任を負いかねますのでご了承ください。