倒産情報まとめ(2019年2月)

2019年2月度の倒産情報のまとめです。個別の倒産事例を対象にした「倒産情報レビュー」もぜひご覧ください。

FKサービス株式会社(旧商号:オリオン電機株式会社 電気機器製造、福井)の倒産情報

1958年に設立された「オリオン電機株式会社」は、福井県武生市に本拠を構え、テレビやビデオデッキをはじめとしたオーディオ機器、ビジュアル機器、LED照明機器、情報関連機器の企画、開発、設計、製造、販売を行なっていました。タイに生産工場を構え、自社ブランドの液晶テレビを生産、また日本国内外のメーカーへのOEM製造も手がけていました。しかし、中国メーカーとの競争や海外事業の不振などで売上が約250億円まで落ち込んだため、全事業を「ビーエーシー北陸株式会社(その後商号をオリオン電機株式会社へ変更)」へ譲渡し、旧オリオン電機株式会社はFKサービス株式会社へ商号変更して生産業務を行っていましたが、2019年1月に破産手続き開始決定を受けました。

MT映像ディスプレイ株式会社(電機機器、大阪)の倒産情報(特別清算)

2003年にパナソニック株式会社(松下電器産業株式会社)と東芝株式会社の合弁会社として設立された「松下東芝映像ディスプレイ株式会社」は、テレビ用のブラウン管の製造、開発、販売を手がけ、2004年には約470億円の売上を計上していました。しかし、テレビの主力が液晶テレビに移っていく中、ブラウン管の需要が減少したことから工場を閉鎖、パナソニックの100%子会社となっていましたが、さらにブラウン管の価格カルテルの疑いがかかり、公正取引委員会から独占禁止法違反の疑いで調査を受けていました。2009年には事業を停止していましたが、これらの調査や訴訟が終結したことから、特別清算手続きを申請したことを明らかにしました。

三桃食品株式会社東北工場(食品、山形)の倒産情報

1972年に「三桃食品株式会社」の協力工場として設立された「三桃食品株式会社東北工場」は、餃子、まんじゅう、焼売などの食品の製造、販売を行なっていました。冷凍、冷蔵餃子の「桃ちゃんぎょうざ」や「桃ちゃんパオズ」などを筆頭に、2006年には約16億円の売上を計上していましたが、2014年には「三桃食品株式会社」「三桃食品四国工場」が事業を停止したことから多額の不良債権が発生し、債務超過に陥りました。その後も事業再生が難航したことから民事再生法適用を申請し、地元スポンサーの支援のもと事業を継続するとしています。

七尾都市開発株式会社(小売・商業施設管理運営、山形)の倒産情報

1990年に石川県に設立された「七尾都市開発株式会社」は、石川県七尾市の複合商業施設「パトリア」を管理、運営していました。JR七尾駅前の市街地再開発事業としてユニー七尾店の跡地に開店したパトリアでしたが、核テナントであった「ピアゴ七尾店」が閉店したことから、後継テナントの誘致を進めていましたが、2019年2月を持って自己破産の申し立てを決議したことを発表しました。

株式会社アルファ・インベストメント(不動産、東京)の倒産情報

2010年に設立された「株式会社アルファ・インベストメント」は東京都中央区日本橋に本拠を構え、個人を対象にした投資用不動産物件の販売を手がけていました。2017年は販売棟数153棟で約210億円の売上を計上するなど事業を拡大していました。しかし、シェアハウスに絡む不正融資問題などで投資用不動産に対する金融機関の融資が厳しくなったことで、販売不振に陥り資金繰りが悪化していました。2018年12月には債権者から破産手続きを申し立てられ、2019年2月に破産手続き開始決定を受けました。

株式会社フルネット(出版、東京)の倒産情報

1989年に中野繁氏によって設立された「株式会社フルネット」は、日本酒関連のイベントや出版物を発行していました。「酒蔵名鑑」「金賞受賞蔵ガイド」などの日本酒関連の書籍を発行するほか、「純米酒グランプリ」「純米酒フェスティバル」などのイベントを企画していました。しかし、日本酒市場の縮小や全国の酒蔵の廃業などで売上が減少。2018年2月から事業を停止していましたが、破産手続き開始決定を受けました。

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